終劇 ”NEON GENESIS EVANGELION”

終劇 ”NEON GENESIS EVANGELION”

By STORY 冬月 投稿日: / 最終更新日:

皆様はもう見られましたか?『シン・エヴァンゲリオン劇場版:|| 』

間違いなくアニメーション作品の一つの到達点であり、後世に残る完成度の高さでしたね。

私の稚拙な文章能力では今作の良さを伝えきれない、何度も映画を見て、考察サイトも調べたが、物語の何%を理解できているのかもわからない。

でも一人でも多くの人に本作を鑑賞していただきたい!!ということでネタバレしないようにレビューを執筆します。

今までのエヴァ作品からは『内省』『他社の否定』『エヴァから脱却しろ』といった独善的かつマイナスな感情が多かったが、本作では『他社との対話の重要性』『失敗してもやり直せる』『エヴァを見てくれた観客の人生へエール』など活力に溢れ、生きることをほんの少し後押ししてくれるようなプラスのイメージだった。

陰鬱とした雰囲気のあった世紀末の90年代に旧劇の雰囲気がマッチしたように、

他社との関係性や生き方がより複雑化した現代だからこそ、より刺さる映画でした。

3人のヒロインを主人公の恋愛対象という型にはまった役割から脱却しているのも2021年の時勢にマッチしていると思う。

各々が素直な気持ちで他者と向き合ったことでエヴァンゲリオン物語の新たな可能性をみせてもらえ幸せの一言。

TV放送から始まり26年。大好きな『NEON GENESIS EVANGELION』が終劇してしまったことは寂しいけれど、明日からもずっと続く現実で自分に優しくしてくれる身近な人々に感謝し、時折エヴァを思い出しながら碇シンジ、綾波レイ、式波アスカ・ラングレー達の未来に思いを寄せながら、自分の人生を強くいきたいと思う。

世界は自分の心の内ではなく、常に外にあり、他社との関係の上に成り立っているのだから。


※おまけ

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